FM KITAQ 78.5 「KITAQ企画会議」

毎週金曜日21:00~ FM KITAQにて放送中の「KITAQ企画会議」公式ブログです。

第6回議事録 「北九州の現状を知る ~地域の自立~」

出席者:

 ・プロデューサー 壹岐尾 恵美
 ・ディレクター 秋武 政道
 ・リサーチャー 渋谷 健


Broadcast live streaming video on Ustream

議事録:

 <前回までの振り返り>

 ・前回は人口問題を扱った
 ・北九州の人口減少問題は、世界の最たる例とも言える課題
 ・世界に先んじている課題をいかに価値に変えるか
 ・そのためには住民の自活・自立が必要である
 ・都市を如何に経営するか、都市経営をいかに最適するかが重要だ
 ・住民として自立について考えてみる宿題があった(ベイビーステップ
  -自分のまちの高齢化がどうなっているか、眺めてみる
  -高齢者にNPOを作ってもらうアクションを始める
  -女性として何かを考える
 ・キーワードは「自律」
<今日の流れ>
 ・今日のテーマは「地域の自立」
 ・経済、自治などの自立
 ・プレゼンテーション
<議論>
 (プレゼンテーション 「~複雑な課題を価値に変える!~ひととICTによるシティ・マーケティング」)
  ポイント: まちはチームだ。
 【秋武】
 ・チームはお互いに補完し合う、お互いを補完していく
 ・足りないことをなげくのではなく、現有戦力で戦う
 ・地方都市としては育成システムをしっかり作っていくことが必要
 【壹岐尾】
 ・「まちはチームだ。」は感動するほどのコピーだった
 ・弱いところもチームになれば強みになる
 ・協働しながら動けるまちは素敵だと思う
 【秋武】
 ・理想論と感じ散るかもしれないが、その枠にとらわれない場づくりから始める
 ・応援してくれる仲間を得ていくために飛び出していくことも大事
 【渋谷】
 ・批判をされても、誰が正解かはわからないので気にしなくてもいい
 【秋武】
 ・張られたレッテルがあるなら、別の場をつくっていける
 【壹岐尾】
 ・ファシリテーションはどうやって育てていけるのか
 【渋谷】
 ・すごく難しい、自転車の乗り方を教えるようなもの
 ・文字だけでは伝えられないので、実践と体感を通じて伝えていくしかない
 【秋武】
 ・守破離のアプローチが必要
 ・落語を教えていくようなもの
 【渋谷】
 ・クリエイター的な発想が必要
 ・ファシリテーターは場という作品を作っている
 【秋武】
 ・クリエイターが評価されてくる時代になった
 ・職能として認められるような時代になってきた、対価を得られるようになった
 【渋谷】
 ・年齢や肩書も関係なく、だれでもできるのがクリエイターの仕事
 ・高齢者も障がい者も参画できる
 【秋武】
 ・行政で取りまとめがとても上手なひともいて、そういう人のアプローチは気持ちがいい
 ・これは本当に職能で、とても価値があるもの
 【渋谷】
 ・ファシリテーターが地域にいたら、よりよい地域が創れる
 ・北九州の地域福祉計画も同様のことが考えられる
 【秋武】
 ・地域での助け合える関係性は強みなる
 【渋谷】
 ・なんで、お役所の文書は難しいんだろうか?
 【秋武】
 ・どうにでも取れる、やりたいひとがやれるようにしている
 ・ある意味、上手に逃げられる文書になっている
 【渋谷】
 ・文書でわからせようとしてしまう傾向が行政にある
 ・ファシリテーターがいればそれも解決できる
 【秋武】
 ・まちはチームだと、本当に解決できる可能性がある
 【壹岐尾】
 ・まちというチームは必要か?
 【渋谷】
 ・ファシリテーターボランチのようなポジション
 ・監督の必要性は、今後も議論が必要
 
 
<まとめ>
・垣根を越えて集まる場をつくって楽しいことをやって、やったことを自慢する
・その在り方をデータ化して、ファシリテーターが地域に活かしていく
・それがいろんな地域にひろがっていって、染み込んでいけば、持続可能なまちをつくっていけるのではないか。

<宿題・ベイビーステップ
・垣根のない、高齢者版門司港コミュニティのアクションを動かす
・まずはネット上、Facebookから。

<今週のキーワード>
ファシリテーション