FM KITAQ 78.5 「KITAQ企画会議」

毎週金曜日21:00~ FM KITAQにて放送中の「KITAQ企画会議」公式ブログです。

第4回放送 「KITAQ企画会議を通じて創り出すKITAQの未来とは?」

出席者:

 ・プロデューサー 壹岐尾 恵美
 ・ディレクター 秋武 政道
 ・プランナー 岡 秀樹
 ・リサーチャー 渋谷 健


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議事録:

<前回までの振り返り>

 ・前回3回までは1本30分でプレ放送をやってきた
 ・1回目で構想案を話てきた
 ・2回目で企画案を出す指示が出た
 ・3回目で1年間の流れを説明した
 ・3回を通じて慣れてきた
 ・毎回宿題を出して、次の回で答える方式
 ・今回は大物ゲストを創ることになったが、残念ながら今回は呼べなかった
<今日の流れ>
 ・KITAQ企画会議を通じて、どんな未来をつくるか、を議論をする
<今の夢を語る>
 【岡】
 ・新しいことがトライできる、カタチにできるようにしたい
 ・ゴールはそれぞれあるが、それぞれが着実に進んでいくようにしたい
 ・まちのなかで課題が目立ちがちだが、乗り越えていく、体験的に変えていく、それを変えていくことを実現したい
 【渋谷】
 ・課題は価値に変えられる、ゆえに課題先進都市である北九州はポテンシャルが高い
 【秋武】
 ・北九州という土地は、アジアに繋がり、世界への発信拠点になることができる
 ・Happyを生み出したい、みんなが楽しくなるようにしたい、そんなスピリッツをもちたい
 ・そのために自発的に動けるひとを生み出していくことが必要
 ・やり方は専門家から力を借りていけばいい
 【渋谷】
 ・Happyを創り出すこと、価値創造は今後大きなテーマ
 ・ただし、それを想像する人が少ない
 【岡】
 ・人を育てることも、参加する人も少ない
 【秋武】
 ・まちはそういう人が何人生まれてくるか、ということが大事
 ・この場を通じて発掘できればいいと思う
 ・立場的には私(秋武)はマーケッター
 ・幸せをどんどん作っていく、地場から生まれていくモデルが出来れば、世界中から注目して集まるモデルになる
 ・みんなで可能性を高めていきたい
 ・いかに感動をつくるかが大事
 【渋谷】
 ・知らない→知る→理解する→納得する→満足する→感動する というレベルがある
 ・感動がないと、いまはお客さんが動かない、買わない
 【秋武】
 ・この会議も、感動を当たる、「この会議を聞きたい、入りたいと思ってもらわなければいけない」
 ・いろんな人が、本当にウェーブにのっていけるようにしたい
 【壹岐尾】
 ・北九州にいて世界と繋がる時代になってきた、そういうことを意識することが大事
 ・来てもらう立場になることが大事だと思う
 ・北九州に来てもらって、感動してもらうようにしたい
 ・ウェーブを創る人を増やして、北九州から世界に発信していきたい
 【秋武】
 ・来てもらう、発信する、ウェーブを創る人を生み出すことは北九州が不得意
 ・ものづくりの性質があり、“奥ゆかしさ”がある
 ・その壁が取り払っていかなければいけない
 【渋谷】
 ・日本はインバウンドが弱い
 【秋武】
 ・フランスよりはるかに弱く、1/18しかない
 【岡】
 ・本当に面白いものは、ソーシャルメディアではシェアされる
 ・コンテンツがいいものがあれば広がるので、世界に繋がる
 ・マスメディアに頼らずに、深いコンテンツを発信できる
 【渋谷】
 ・いいコンテンツとは、ブランドに基づく
 ・ロンドンやシカゴ、バルセロナなどは、ブランドに基づくものになっている
 【岡】
 ・周りから見られている、とう観点から、意識的に“本質”を見る
 ・ロンドンは“クリエイティブ”にフォーカスをしてブランドにした(その後、ニューヨークのようになってきている)
 ・混沌としたベルリンは、次の“クリエイティブ”なまちになっている
 【秋武】
 ・V字回復のためには、多様性が必要で上手に拾い上げられるか、が大事
 ・多様性の価値をしっかりと認められる場をつくっていく
 【岡】
 ・北九州はプロジェクトシティであり、よそ者が沢山いた
 【秋武】
 ・門司港は5千人から5万人になった
 【岡】
 ・もともと受け入れられる土壌はある
 【秋武】
 ・門司港はかつて国際都市とよばれており、70~80代の皆様は外国人がいたことが普通だった
 ・国際都市としての素地がある
 ・公共の意識もあり、国の基幹産業をさせてきた背景もある(炭鉱、鉄、港湾)
 【岡】
 ・共通の認識として共有することが大事
 【渋谷】
 ・まちはチームだ、ということを前提にマーケティングをしていくと強い
 ・だけれども過去のワークショップで、「私たち自身が北九州の未来をあきらめている」という言葉があった
 【岡】
 ・安定した状態を続けていたことで、起きてしまった状態
 【壹岐尾】
 ・北九州で楽しいことをする、ということが難しと感じることがある
 ・いても変えられる、というところに持っていきたい
 【岡】
 ・享受する側から、創る側に移っていくことが必要
 【渋谷】
 ・勝手に可能性を閉じてしまっている
 【壹岐尾】
 ・女性は、こうしてはいけない、ああしてはいけない、というものが多い
 ・自分で発想して失敗しちゃいけない、というのが根底にある
 ・親がいい意味で頑張ってくれていただけ
 ・呪縛から解放するような仕掛けが必要
 【岡】
 ・若い人はわざわざそれをやる必要がない
 ・リアリティがない、直面してないために気付けない
 ・私たちは見つめなおさなければいけない
 【渋谷】
 ・つながりのなかで世の中は動いていて、だれもが当事者になる
 ・現実的な問題を如何に見せるか、ということをやって言うことが必要
 【秋武】
 ・現実的な話をしていかなければいけない
 ・一番ショックなのは愚痴にもならないぐらいに「この街の未来に失望している」ひとたちがいるというところ
 ・これを打開していくためには、ベイビーステップが必要
 ・目の前のハッピーに気づくと、ちょっとづつ変わっていける
 ・ベイビーステップはできる、大事にすることをやっていくべき
 【渋谷】
 ・言いも悪いも、まずは現実をいろいろな観点で見ることが必要
 ・そしてベイビーステップが大事

<まとめ>
 ・北九州にあるいいものを改めてリスナーと共有する
 ・現実をしっかり見て、危機感を明らかにする
 ・課題を解決して、ハッピーするためのベイビーステップをつくっていく
 ・リスナーも巻き込んで、どんどん発信していく番組にしていく

<宿題>
 ・現状をもう一回見直す、ことをやってみる